2014/04/09

難病で妊婦なわたし

妊娠した、のである。

難病疑い発覚とほぼ同時に。

病気が発覚するちょっと前に、あっという間にもう、こんな年だし親も年だしあなたしかいないかは別として、まあ、そろそろというかもう今年頑張ってダメだったらもういいね!一生ダメ夫婦として周りの友人たちからあいつらが適当に生きていけるんだから私たちは大丈夫!的なアンパイ扱いされたらいいよねという気持ちで、ほぼ8割方そうなるだろうと決め込んでたわけですが(正直子供好きでもないし)なんか余分な情報(難病疑い)とともにあっさり妊娠ですって奥様。ルナルナってすごいね!

というわけでハイリスク妊婦のいっちょあがりとなりました。
高齢&難病。もうなんかちょっと救うところなし。向かうところ敵なし。みたいな。

目のことが発覚した当初から、そういう可能性は報告しつつ(先生「あちゃー」言ってた)、「でもそんな簡単にできたらわけないですよね~、えへえへ」とか言ってたわけだけど。できるときはできるし、難病っつったって死ぬわけでもなさそうだし、今となっては受けられる検査がほぼない(CTとか、血管造影とか、肺生検とか全部待ってもらってた)ので未定のまま妊婦やるしかないってところが人間なんか逆に強いなあと他人事のように感心しつつ、そんなことよりとりあえずさっそく気持ち悪いよ。

本来安定期までまだまだ遠いこのタイミングでネットに放出するのはどうなのかと思いつつ、だってこの気持ち悪さのぶつけどころがどこにもないんだもの!リアルでここを知ってる人はほぼいないだろうしさ。あー気持ち悪い!

世の中の妊婦さんはみんなこれを乗り越えてかわいいわが子に会えるのだろうし、つわりで死ぬ人はいないとかいうけど、これ無理なものは無理。病気じゃないならなんでこんな気持ち悪さを享受しないといかんのじゃと器の小ささを最初から発揮している次第。吐くほどではないけどとにかくずっと気持ち悪いし、朝の電車とか無理だし、優先席で寝てるお姉さんたちはきっとね、立っててても起きてられないっていうきっと大変な病気だろうし、家帰っても無理だし、仕事なんてできない!ナーニーコーレ―!?状態でございます。幸いにして夫はなんでかすごく丸い人間になったようで、まあ、もともと放置しておいても家はきれいにはならないけど汚くても文句を言わないような人なので、まあ、いいんじゃない?寝ておけば?で済むのはありがたいし、なんかいつもよりいい男に見えちゃうあたり、こういうところで世の中の男性は点を稼いだらいいと思うよ。でももうちょっと掃除とかやってくれるともっと好き。

大体、「みんなやってきたことだから大丈夫!」ってすごく日本人的な思想ですよね。知るかっつーの。とにかくただただ気持ち悪い日々を過ごしているのです。死ぬわけじゃないから原因とか分からなくてもいいし、なんとかなるから頑張ってねっていうのはもうなんつーか、すごい嫌ー、医療、なんとかしてー。永遠に終わらない二日酔いのようだ。

いちおう今の状態を記録しておく。

  • 今多分8週目くらい。明後日には心音確認。
  • つわりはまだ完全に把握しきれていないけど食欲はある。たべづわり?
  • むしろ、食への執着がとにかく強い
  • でも食べてると気持ち悪くなるし、執着すごいから、なお凹む。
  • 辛いものを異様に欲する。ココイチが主食。
  • 午前中は使い物にならないけど、寝込むほどでもなく、仕事はいけるけど電車も2回ぐらい座り込んじゃうよ、という状態。

というわけで、まったくまともな親になれる気がしませんし、母性もとてもわざとらしい、とってつけた程度にしかありません(ないというとウソになる)。

このまま無事にいけば5月には安定期だと思われるので無事に進めばまた適当に記録していこうと思います。

そんなわけで編み物?なにソレ?美味しいの?状態です。無理。ららら~。オエ。

0 件のコメント:

コメントを投稿