2014/04/29

妊婦日記 - 10週3日目

双子だとわかった直後から、何故だか悪阻がひどくなった気がする。ピークを超えたかなーとおもっていたのに。今まで吐くような悪阻は一回くらいしか無かったのに、昨日も外出中にひとりで居るときに急激に吐き気が。そしてお手洗いへダッシュ。
なんだなんだ、メンタルか?

双子って自分がわかる前は双子っていいなあ、可愛いなあと思ってた。街中で双子ベビーカーとかみるとやっぱり目が行くし。

いざ自分が双子を身籠ったとなるとそれはまた全然別ものだな……。嬉しいのはもちろんだけど、まさかリスクが大きいなんて思いもよらなかったもの。もちろん、ひとりでもリスクはあるだろうけど、漠然と産休まではふつーに働くんだろうなーと思ってたし、助産師さんから普通に「帝王切開」とか「管理入院」って言葉が出てくるとは思ってなかった。いつまで働けるやら……。悩む。

あと、育児本とかはもともと買うつもり無かったけど、2冊だけ買ったどっちも(妊すぐと、モノクロのベビー用品ムック)双子については参考になるような記事なし……。

とはいえ、選択肢が多いと悩みすぎてしまいにめんどくさくなる性格ゆえ、ある程度、限定されるというのはまあ楽なのかな。ベビーカーとか。

エコー見て「可愛い」って言う感覚理解できなかったハズなんだけどなあ……。可愛いよな。ずっと眺めていられるわ。



2014/04/28

妊婦日記 - 初転院先

というわけで早々とNICUのある大学病院へ行ってきた。

同じ大学病院でもこんなに違うのねーという巨大病院。白い巨塔ありそうな感じ。ピカピカではないけど、よく整理されている。

前の病院は採血室の奥にベッド数個あって何かと思えば救急車の患者が運ばれてきたり、眼科の中にはいると視力検査してる人のまえ通らないと診察室にたどり着けなかったりする。

でもね、もうお世辞にも綺麗な病院じゃなかったし、外見は本当に不安になる分、誤魔化してないというか、腕だけで勝負するよ!みたいな意気込みはすごい感じてたのです。

そんな感じだからつい新しい(比較的)綺麗な病院になんだかちょっと警戒心を抱いてしまったりするのですが。

診察はふつーでした。粛々と引継ぎ?完了。無事分娩予約までできた。

しかしね、ちょっと出産費用が、事前には調べてたものの、結構なお値段でかーちゃん涙目。選択肢もないし、NICUとかもある病院だからある程度しょうがないんだろうけどなー……。

まあでも、双子だから!出産一時金も2倍だから!帝王切開だし(保険適用、医療保険適用もある!)!なんとか!なんとかなるよねー。むしろ双子でありがたい!

大部屋でこの値段だと最初から個室の芸能人とかが入るような某セレブ病院とそんなに変わらないんじゃないか?ともちょっと思ったけど……。

双子たちは一絨毛膜ニ羊膜であることも判明。前にもらったエコー写真では部屋が繋がってるようにも見えたのであわや一羊膜かと思って不安だったのだけど、胎盤はひとつを共有だけど部屋はちゃんと分かれているという、ごくごくふつーの一卵性双生児ということが分かりました。不安が解消できてよかった。

それでもハイリスクなことには違いないので気をつけていかねばなーと思うのでした。いっぺんに2人ってラッキーって、ラッキーだけじゃないんだなーと身をもって実感。嬉しいけど大変だわコレ。

母子手帳も無事もうひとつゲットして、こりゃやっぱりケースいるなーと実感。あれやこれや書類多過ぎよー………(事務手続き超嫌い)


まだ悩んでいる。

2014/04/27

妊婦日記 - 根拠?

ただただ驚いててもしょうがないのでネットで色々情報収集。

一絨毛というのはどうやら胎盤が一つということらしい。

一絨毛でもさらに一羊膜かニ羊膜に分かれるらしいけど先生は一絨毛としか言ってなかった。たぶん、他の病院に転院させるならそっちで判断しろという方針なのかね。

唯一知ってた知識で「一卵性とか二卵性とか分かるんですか?」と聞いてみたところ「一絨毛だからまず一卵性かなー」とのこと。

調べると色々物騒な情報も多いのだけど、その辺はまた明日にははっきりするかな。

で、まー当たり障りのないことでも考えようと思い、なんとなく私に双子がきた意味とかそういうことを考えてみたり。意味というか根拠?みたいなものを見つけたくなるのが人情ってものでしょう。

そしたらわりと身に覚えがあるようなことがちょいちょい出てきた。

Wikipediaより引用
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/双生児

卵子が分割して一卵性双生児が産まれる原因は、解明されていない。しかし一卵性双生児の父親の一部には係累に一卵性双生児がいる確率が有意に高いケースもあるため、男性側の遺伝的影響が存在する可能性を指摘する仮説もある。

おお、夫。いるね。

あとは、どこで読んだか忘れたけど、身長が高い母親は双子が出来る可能性が高いとかもあった。デカいな……、わたし。168cmなので。

なんだか意外に別に偶然でもないのかもしれないと思ったり。

どっちにしてもふたつ居るわけだ。結局、不思議である。生まれ落ちるその日まで仲良くやっていただきたいものです。ほんとに。兄弟仲が大して良くないわたしが言うのもなんだけど……。

母子手帳ケース、要らないかなーと思ってて適当にポーチにぶっこんでたのだけど、双子と分かり、もう一冊増えるし、初双子専用グッズとしてちゃんとしたケース買おうかなー。



これほしいけど2つ入るかどうかわからない。

妊婦日記 - 7日ぶり2回目の

10週目に逆戻り。

出産予定日が最終確定?する予定だった11週目の昨日の初期妊婦検診。母子手帳もらってはじめての検診。

いつも通り、内診室に移動してそそくさと準備、ウィーン、ガバ、準備OK。

私「……(お、今日はこっちにもモニターあるなー)」

先生「……アレ……?」

私「……(アレ…?)」

先生「あ、すみません、僕アレって今ちょっと言っちゃいましたね……、あの双子って聞いてます?」

私「聞いてません!えー!?」

先生「そうなんです、ほらこれ、心臓ふたつ」

私「わあああああ、ええええええ?(喜びとも悲鳴ともじぶんでもわからない雄叫び?)びっくりしたああああ、えええええええ、大変だあああ……

看護師「だんなさんもびっくりしちゃうわね」

私「いや、旦那はたぶん兄弟に双子いるので(妹2人が双子)……」

先生&看護師「あらそう〜」

内診終了してまた待ちかなーと思ったら、すぐ診察室入れとのこと。

先生「……ただ、うちでは双子のお産は出来ません」

私「(しばし、ボーゼン、ここ大学病院ですよねー????)」

先生「一絨毛の双子なのでトラブルが起きやすい、あ、起きやすいってだけなんですけどね。NICUのある病院に行ってもらいたいんです。週数はたぶん今日11週相当だったかと……、でもこのサイズだと10週ですね。病院変わるなら今日他に予定してた検査もあってちでやってもらってください」

転院決定です。

やっと目のこととかも色々落ち着いてきたのに……。産婦人科は担当は毎回違うけど眼科とか内科の先生はさー、担当性で気に入ってたのに、もう方針とかとだいぶ決まってたのに、全部変えた方が良いでしょうって。なんだかなー。それぞれ、紹介状もらったりとかしないといけないみたいだし……。

妊娠が分かってからつい耳年増?になってて色々ネット上の話とか読むのだけど、多胎妊娠の女性が病院見つからなくて堕胎とかそんな話も読んでた。他人事だと思ってたけど……、先生はさ今ならまだ全然大丈夫!って言ってたけど、別に保障してくれてるわけでもないのだよ。なんだか投げ出された感もあり。

双子なんていまどきそう珍しいものでもないし、年齢的にはひとりしか産めないだろうと思ってたところ一気に2人ですってそれはそれでなんだかありがたい気もするし、双子ってちょっと憧れたりもしていたけど、いざ、「腹の子〜」って呼んでたものが「腹の子たち〜」になるのって本当に、不思議というか、なぜうちに?という気持ちで嬉しくもあり複雑でもあり。

というか、ほんと、そろそろ宝くじ買おう。

というわけでまた明日から心機一転頑張らねば。母子手帳もう一個!

ここまでくると流石に身近な人には「ちょっと聞いてよ!」気分なのであるが、色々ありすぎてまずはちょっとじぶんたちが落ち着くのが先だなー。

うむ。がんばらなくては。





2014/04/17

妊婦日記 - 10週

とりあえず10週。

つわりは相変わらず。吐きはしないし、寝込みもしないけど、ただただ不快が続く。けれど、ピークは超えた感じというかこんなもんかなという感じ。ただただ不快。腰痛もはじまる。乗り物酔いはげしい。

眼科と内科と婦人科に一気にかかっている。

産院えらびどうしよう〜♩というパートが無かったのは残念でもあるけど、悩む必要もまあないといえばない。というか受け入れてくれるところを探す方がめんどくさい。めんどくさがり。


せっかくなので編み物再開したいのだけど、じっと一点を見つめて細かい作業だなんていまの自分にはむりである。





2014/04/09

難病で妊婦なわたし

妊娠した、のである。

難病疑い発覚とほぼ同時に。

病気が発覚するちょっと前に、あっという間にもう、こんな年だし親も年だしあなたしかいないかは別として、まあ、そろそろというかもう今年頑張ってダメだったらもういいね!一生ダメ夫婦として周りの友人たちからあいつらが適当に生きていけるんだから私たちは大丈夫!的なアンパイ扱いされたらいいよねという気持ちで、ほぼ8割方そうなるだろうと決め込んでたわけですが(正直子供好きでもないし)なんか余分な情報(難病疑い)とともにあっさり妊娠ですって奥様。ルナルナってすごいね!

というわけでハイリスク妊婦のいっちょあがりとなりました。
高齢&難病。もうなんかちょっと救うところなし。向かうところ敵なし。みたいな。

目のことが発覚した当初から、そういう可能性は報告しつつ(先生「あちゃー」言ってた)、「でもそんな簡単にできたらわけないですよね~、えへえへ」とか言ってたわけだけど。できるときはできるし、難病っつったって死ぬわけでもなさそうだし、今となっては受けられる検査がほぼない(CTとか、血管造影とか、肺生検とか全部待ってもらってた)ので未定のまま妊婦やるしかないってところが人間なんか逆に強いなあと他人事のように感心しつつ、そんなことよりとりあえずさっそく気持ち悪いよ。

本来安定期までまだまだ遠いこのタイミングでネットに放出するのはどうなのかと思いつつ、だってこの気持ち悪さのぶつけどころがどこにもないんだもの!リアルでここを知ってる人はほぼいないだろうしさ。あー気持ち悪い!

世の中の妊婦さんはみんなこれを乗り越えてかわいいわが子に会えるのだろうし、つわりで死ぬ人はいないとかいうけど、これ無理なものは無理。病気じゃないならなんでこんな気持ち悪さを享受しないといかんのじゃと器の小ささを最初から発揮している次第。吐くほどではないけどとにかくずっと気持ち悪いし、朝の電車とか無理だし、優先席で寝てるお姉さんたちはきっとね、立っててても起きてられないっていうきっと大変な病気だろうし、家帰っても無理だし、仕事なんてできない!ナーニーコーレ―!?状態でございます。幸いにして夫はなんでかすごく丸い人間になったようで、まあ、もともと放置しておいても家はきれいにはならないけど汚くても文句を言わないような人なので、まあ、いいんじゃない?寝ておけば?で済むのはありがたいし、なんかいつもよりいい男に見えちゃうあたり、こういうところで世の中の男性は点を稼いだらいいと思うよ。でももうちょっと掃除とかやってくれるともっと好き。

大体、「みんなやってきたことだから大丈夫!」ってすごく日本人的な思想ですよね。知るかっつーの。とにかくただただ気持ち悪い日々を過ごしているのです。死ぬわけじゃないから原因とか分からなくてもいいし、なんとかなるから頑張ってねっていうのはもうなんつーか、すごい嫌ー、医療、なんとかしてー。永遠に終わらない二日酔いのようだ。

いちおう今の状態を記録しておく。

  • 今多分8週目くらい。明後日には心音確認。
  • つわりはまだ完全に把握しきれていないけど食欲はある。たべづわり?
  • むしろ、食への執着がとにかく強い
  • でも食べてると気持ち悪くなるし、執着すごいから、なお凹む。
  • 辛いものを異様に欲する。ココイチが主食。
  • 午前中は使い物にならないけど、寝込むほどでもなく、仕事はいけるけど電車も2回ぐらい座り込んじゃうよ、という状態。

というわけで、まったくまともな親になれる気がしませんし、母性もとてもわざとらしい、とってつけた程度にしかありません(ないというとウソになる)。

このまま無事にいけば5月には安定期だと思われるので無事に進めばまた適当に記録していこうと思います。

そんなわけで編み物?なにソレ?美味しいの?状態です。無理。ららら~。オエ。