2014/03/24

編み物と難病とわたし その3

もう飽きました。というか経過を忘れつつある。

と、いうわけで現在はサルコイドーシスの疑いという状態。症状は今のところ、目と肺。心臓は無事。他はまだ調べている途中。

自覚症状なし。眼圧はステロイド点眼で下がっていて炎症はちょっとだけ残ってる。これからは経過を定期的に観察して悪くならなように(緑内障に進行しないように)監視するくらいしか治療方はないみたいだ。

変な病気になってしまった。

まだ疑いだけど。

今日も通院。

いろいろあるけど、まあ元気。からだはだいじ。




最近作りかけて、気に入らなくなって、ほどいたもの。またリベンジするよ。編み物もほどほどに続けている。目が見えなくなるのはとても嫌なので悪くなりませんように。


2014/03/14

編み物と難病とわたし その2

3月3日:

朝一で紹介された通勤途中の大学病院へ。

田舎の某世界一企業の申し子として産まれ育った私は、産声を上げたときから某社直属の総合病院のお世話になり、その病院は物心ついたときにはそれはそれは金のかかってそうな病院に建て直された、まるでテーマパークの様な病院にずっと通ってたし、上京してからはこぎれいな町医者にしかかかってなかったので、その大学病院に着いた瞬間自分の中の誰がが、やベース、これマジやベースと声をあげてるのが聞こえてくる。とにかくボロい。もうなんか天井低い。狭い。古い。一応誰でも聞いたことのある大学の病院だけどこんなものなのかなーと。とはいえ、気をとりなおして眼科へ向かう。

予約票には「緊急枠」。のっぴきならねえ。



ちなみにこの時点でも、今でもほぼ自覚症状がない。

だから緊急とか色々言われてもなんというかピンとこない。

大学病院の初診ということで待ち時間は覚悟していたものの、どうやら紹介状ものっぴきならねえ状態だったのか、割とすぐに呼ばれる。

ひと通り、目の周辺を何やら検査されて戻されてまたなんか検査されて待たされて、それでまた呼ばれたら先生が変わってた。たぶん下っ端の先生がやっぱりのっぴきならねえってことで中ボスが登場したようです。

「正直言って、良くないです」

私の脳内「初めて聞いたー!こんなの初めて聞いたー!わー!」

眼圧には誤差はあれど、左目だけ30mmHg前後。それもいつから上がってるかわからない。そして両目に炎症アリ。ぶどう膜炎。ぶどう膜炎を起こす原因になる病気はいくつかあるとのこと。



それも怖いけどたまに左目がブラックアウトする現象も一過性黒内障の可能性がありこれは脳梗塞とかの前兆だとか。

色々説明されて、実際「良くない」ってどういうことかというと、

「このままの状態がつづけば失明する可能性もあります

私の脳内「初めて聞いたー!こんなの初めて聞いたー!わー!」

いわゆる告知のときってこんなものなのかもしれない。割と。ガーンみたいなことは起きず。なんだか自分のこととも思えず。とりあえずなんかヘラヘラするしかできないというか。

でもピンとこないんですよね。だってどこも痛くないし。見えないことないし。

ただ、私は首に乾癬という厄介な皮膚疾患があり、去年までステロイドの塗りたくっていたので(しかも治らない)、それがもしかしたら眼圧をあげている微妙な可能性があり、とりあえず通常この手の目の炎症に効くとされるステロイドはちょっと待ったがかかる。

というわけで検査が何やら追加される。

この時点で病名は「ぶどう膜炎」。原因はまだ不明。



というわけで、なんかヘビーな告知をされつつもよくわからんまま診察終了。週の終わりにかけてがっつり検査の予約がはいった。

失明って、目が見えなくなることだよなー、なんて漠然と考えながら仕事へ。

現症状をなんとなく検索かけてみて凹んだ。

なんだか大変なことになってきたなあという感じである。

つづくー
かもね。






編み物と難病とわたし その1

編み物好きとしては看過できない病気にかかってしまった。

今後長いおつきあいになる可能性が非常に高いので、せっかく記録代わりに書いてるブログなので、記録としてのこしておこうと思ったり。もう既に忘れかけているけれど。

渋い話なのでうちの合間合間にうちのインコ挟んでせめて見た目だけでもポップな感じでお伝えしていこうと思います。




2013年10月某日:

もともとここ1年くらい目は疲れやすかったのだけど、乱視が少しある以外は視力も特段悪くなくて眼鏡も運転時だけだった。それが去年10月、一晩ねたら治る疲れ目が一向に治らず、どんどん頭痛に移行して、食事がとれなくなったので眼科を受信。4月くらいに受けた健康診断で左目で0.8くらいあった視力が0.1しかないと診断。しかし、頭が痛い意外は特段見えづらいということもなく(頭痛のせいで視界が狭い気はしたけど)、不思議に思っていると、検査の人に頭の向きを補正される。

「これがまっすぐ」

そうされるとこれまで見えていた検査板の切れ目どころかすべてがぼやけてしまう。愕然。見えない……。

要するに私は乱視を長らく放置したせいで、自然に顔の向きを補正して見える角度で物事をみていたらしい。それとともに眼圧は正常にも関わらず、緑内障の所見がみられると指摘された。でも視界に異常はないということで新しく今の視力に合わせた眼鏡をつくることにして、他は経過観察に。

それから寝るとき以外は乱視矯正の眼鏡をかけることに。もうこれがないとPCの画面なんかを見ていると10分くらいでもう目が疲れてきてしまう。

そこから半年、そろそろコンタクトも使用してみたいなーと思っていた。



2014年3月1日:

ここ数か月、立ち上がりしなに違和感を感じていてなんだろうと思っていたところ、ふと気づいてその違和感のあったときに右目をふさいでみたら、左の視界に黒いもやがかかっていた。30秒くらいで元に戻るので立ちくらみみたいなものだなーと思ったのだけど、左目が見えないって実はどうなのだろうと思って半年ぶりだし、緑内障のことも気になるし、コンタクトのことも聞きたいと思って受診してみるか、と思いぶらりと眼科に立ち寄るくらいの気分で行ってみた。

いつも通りの検査をし、眼科の先生の前に座ると先生は開口一番「眼圧が高いなあ……。気分とか悪くないの?」と首をかしげる。

眼圧が38mmHgという数値を叩き出し、これはまずいということで大学病院に行けと言われる。できれば仕事に穴を空けたくないので、来週の土曜日ではダメかと聞いたところ、この眼圧のままで放置するのは危険なので早めにいけと言われる。この時点で病名は特に告げられない。可能性としてこの目の症状は全身に起因する病気の可能性があるとのこと。全身と言われてビビり(癌とか?)「可能性としてどのような病気が例としてあげられますか?」と聞いたところ、先生も少し考えて

「……膠原病、とか?」

なんか聞いたことある病気だけどどんな病気だっけ?癌じゃなくてよかったーと思い紹介状をいただいてひとまず帰る。


とりあえずことのはじまりはこんな感じで。飽きなければまた続き書きます。あ、あと病名はサルコイドーシスでございます。